こんにちは!福岡市でFP(ファイナンシャル・プランナー)をしています平野佳代子です。

 

セミナーの最初の部分で、よく幸せのお話をします。

幸せなんて青臭いと思われるかもしれませんが、ファイナンシャル・プランナーはよくこの言葉を使います。

 

幸せは人それぞれで、同じ家族でもみんなが同じ夢を持っているとは限りませんよね?

夫は、「将来退職したら田舎の一軒家に住んで畑いじりをしたい。」と思っているけど、

妻は「都会のマンションに住んで趣味のスポーツクラブでインストラクターになりたい。」と思っているかもしれません。

普段からお互いにこういう話はしていないと、いざ退職が近づいてきてから

「え?そんなこと思ってたの?」ということにもなりかねません。

子どもたちはそれぞれに巣立って行きますので、残された夫婦(お互いに選んでスタートした夫婦ですが)は、

二人の幸せな老後に向けて準備をする必要があります。

きっと漠然とした将来像のまま、なんとなく貯金しているという方も多いのではないでしょうか?

そんな時に、「このプランだったらもっと早くに準備に取り掛かるべきだった。。」と気づいても、

そこから準備するには毎月かなりの額をハイペースで貯金しなければなりません。

 

人生の生活設計はなるべく早くから行い、現役時代の収入から将来に備えて貯蓄しましょう。

若いころは老後のことなんてとても遠い先のことに思えて、目先の生活費や教育資金、住宅資金が優先になりますが、

年を取ってもう働けなくなってから不足するのは、やっぱり辛いですよね。

実はすべてひっくるめて人生のお金のプランを作ると、いつ足りなくなるのか?そのお金をどこから持ってくるか?考えることが出来ます。

お金が沢山あれば幸せということはなく、適度にあって、自分が死ぬ時に「ああ・・いい人生だったな・・」と思えれば、それが一番の幸せなのかなと思います。

年を取ってからも人生をあきらめることなく、周りの方々に恩返しできるような生き方がしたいですね。

 

金融の知識、判断力は知ろうとしなければ身に付けることは出来ません。

知識を習得し、健全な家計管理・生活設計をできるようになりましょう。

そして将来に向けて自分にとってより良い方法、商品を選んで資産形成できるようになれば、幸せはもっと大きく膨らんでくるかもしれません。