こんにちは! 福岡県福岡市のFP(ファイナンシャルプランナー)事務所、HBふくおかの平野佳代子です。^^
もうすぐシルバーウィーク。
秋の連休がやってきます。
例年ならやっと猛暑も通り過ぎ、さわやかな季節にどこに行こうかとワクワクしているところです。
皆さんも、そうですよね?
でも今年はコロナの影響で、○○キャンペーンはあるものの何だか腰が重くって・・(;^_^A
いけないいけない!こんなことでは日本の経済はどうなるのでしょう。
微力ながらみんなが協力していかなければならないときに、
このモチベーションの上がらなさは・・・
困ったものですね。皆さんはどうやって気持ちを切り替えていますか?
さて、近頃のご相談。
会社の退職金制度であるDC(企業型確定拠出年金)のご相談が増えています。
昔は退職金というのは会社が運用してくれて、決まった額を退職時にいただけるというのが常でした。
(ただし自分がいくらもらえるのか良く知らないという方がほとんどですが。)
会社はうまく運用できなければ、差額を補填する必要があったのです。
今でも確定給付の制度を採用している会社には、その義務があります。
それが、今は多くの会社がDCに移行してきています。
その仕組みは、毎月会社が決めた額を拠出し、その時点で社員のものになり、社員が自分で運用するというものです。
ですから、社員は自分の運用次第で退職金が多くも少なくもなるのです。
会社に入社した時にその説明は受けていますので、なんとなく
「このままでは増えないのではないか?まずいのではないか?」と思いながら
ずるずるとほったらかしにしてきた。という方が多いのです。
また、選択制を採用している会社もあります。
選択制とは、会社が拠出してくれた額を、DCにするか毎月の給料としてもらうかや、掛金額を選択するという制度です。
少額だから毎月貰っちゃっていいやと思っていると、
その額は普通に給与としてカウントされますので所得となり、所得税や住民税、社会保険料の対象になります。
DCにして運用すれば将来の退職金になりますので、現在の所得には影響しません。
20歳で入社したとしたら40年間。会社の拠出額は大体年齢や職種によって上がっていきます。
最初は1,000円や3,000円ということもありますが、最高額は55,000円です。(会社によります)
どこで気が付くべきでしょうか?
もうお気づきでしょうが、なるべく早くです。
運用には時間が大きな味方になります。
例え小さな金額でも、積み重なれば大きく育ちます。
例えば10,000円を40年間運用したとすると、
元本は10,000円×12か月×40年=480万円です。
これを3.5%で運用できれば1,000万円、5%で運用できれば1,500万円に育ちます。
もちろん必ずということはありませんので、自分で賢く運用できるように勉強していただきたいと思っています。
まずは私が開催している「初めての資産運用」講座などを受講して、キホンを学びませんか?
DCじゃなくても、iDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAなど始めてみたい方、
すでに始めたけどよくわからない方、ご相談も受け付けていますので、
なるべく早く、重い腰を上げましょう~!^^